パブリッシャーの75%が、マイクロペイメントの実装を検討中

MPP Global Posted by MPP Global on Wednesday, 16 March 2016

出版の減少とデジタルの勢いに直面し、出版社やコンテンツホルダーは、マイクロペイメント戦略に賛意を表している。

幅広いデバイスでコンテンツにアクセスすることを好むオーディエンスは、自分の思い通りにコンテンツを消費することができればと考えています。このような習慣の変化により、新聞、雑誌、デジタルメディア業界すべてにわたる出版は、オーディエンスの注意を引き、収益を伸ばし続けるため、新しい革新的なデジタル戦略に目を向けるようになっています。

マイクロペイメント:

最近のWebinarで、MPP Globalはマイクロペイメントを徹底的に調査し、利用できるビジネスモデル、インテグレーションとオンボードプロセス、取引手数料の総計、メリットやバックエンド管理などについて議論しました。

セッション中の調査では、出版社の75%がマイクロペイメントは出版ビジネスへの有効性があると考えていることが判明しました。我々がこれまでに目の当たりにしてきたWinninpeg Free Press社やBlendle社、L’EQUIPE社などによる実験結果が示す通り、三社はそれぞれ異なるマイクロペイメントモデルを実装し成功を収めています。

このように参加者の大部分が賛同し、世界中の出版社が既に戦略を実行しているなかで、マイクロペイメントがメディア市場でより傑出してきたのは明らかです。

カニバリゼーションの回避

出版社は、マイクロペイメント戦略を実行することにより、デジタル購読の共食いを避ける方法を見つけることにも関心を持っています。

Winninpeg Free Press社は、現在コンテンツに対して支払いをしていないオーディエンス区分から収入を上げるためにマイクロペイメントを実行しました。

この方法で、毎月の購読料を支払う用意のない読者をターゲットにすることができ、またそれ以上に、少額支払い(読者がいくらお金を使いたいか決められる)という考え方は読者にと

って大変魅力的です。

マイクロペイメント戦略を決定する際に心に留めるべき肝要なことは、あなたが各コンテンツの価値をどのように考えるかです。いくらだと読者にとって高額か、利益を上げるためどこまで強気の価格を設定できるかを考慮しながら、購読やマイクロペイメントサービスの両方が魅力的になるようなサービスを提供する必要があります。

マイクロペイメントのメリット

Winninpeg Free Press社がマイクロペイメントを実施する際、最大の動機は、それ以前に貨幣価値化されていなかったオーディエンス・セグメントをターゲットにする機会を得ることでした。また、このビジネスモデルでは、コンテンツの支払い方法の選択肢を提供することにより、出版物はより早く市場に出回り、取引手数料を減少させ、参入障壁を減らすことができます。

消費者に利便性を提供することで、購入はより簡単で迅速になり、ワンクリック購入で、少量コンテンツを消費するたびに支払いの詳細を毎回再入力する必要はなくなります。従って、コンテンツは、より利用し易く、心理的に安価で、各読者が、コンテンツをどのくらい消費するかに基づいて月にどのくらいお金を使いたいかを決定できるからです。

デジタルのマネタイズ

これらの調査が示すように、デジタルが支配する世界では、出版社は、エンゲージメントと収益をさらに追及していくため、デジタルコンテンツのマネタイズへの目指すことを恐れてはいけません。ただし、オーディエンスへのアピール、収益化の両軸からデジタル戦略の開発をよく考える必要があります。

質問を受けた出版社の75%がマイクロペイメントは出版ビジネスへの有効性があると信じており、我々は市場全体に対し、エキサイティングな新ビジネスモデルと革新的な戦略を目の当たりにすることを期待しています。