MPP Globalが提案する、オンラインとオフラインのサブスクリプション管理の溝を埋めるための、オフライン新機能を搭載した一元管理クラウドプラットフォーム

ウォリントン、英国 – 2019年1月17日– 世界で最も優れたデジタルサブスクリプション管理と課金プラットフォーム『eSuite』を提供するMPP Globalより、新機能が発表されました。新機能では、メディア企業の紙媒体でのサブスクリプションの売上の創出・管理が可能となります。これにより、eSuiteは今後オフラインとオンラインでのサブスクリプションを一元管理できるプラットフォームとして位置付けられることになります。

業界初のこの新機能を開発するきっかけになったのが、紙媒体とデジタル両者でのサブスクリプションを管理するために、多くの出版企業が複数のシステムを同時に使っていたことでした。この不便さにより、顧客に提供できるサービスが限られてしまい、紙媒体とデジタルをセットにしたサブスクリプションをスムーズに提供することに難題を感じてました。

近年消費者の間でデジタルサブスクリプションの普及が見られるものの、未だに出版業界では紙媒体からの売上が全体のほぼ90%を占めています。読者からさらなる売上を見込むために、多くの出版企業の間で紙媒体とデジタルのサブスクリプションを一括して管理できる機能への需要が伸びています。またこの機能を取り込むことで、今後デジタルコンテツ限定サブスクリプションや記事・時間を基準としたビジネスモデルへの展開が容易になるというメリットもあります。

現在多くの出版企業で使われているデジタルサブスクリプション管理システムでは、紙媒体のサブスクリプションを管理する機能がない、またはその逆のことが課題となっています。そのため、オフラインとオンラインでサブスクリプションを展開する出版企業では、複雑なソフトウェアなどのシステムを運営しなければならず、そのためにリソースとコストが余分に割かれています。

ほとんどのインフラシステムでは大手製造元から継続的にサポートを得られず、紙媒体とデジタルのサブスクリプションを管理したいメディア企業にとっては、両者のサービスをセットとして販売を即時に進めずにいます。そのため、手動での作業が発生し、時間とコストが余分にかかってしまっているのです。

その問題を受けて、MPP Globalでは出版企業クライエントと共同して今回の新機能をeSuiteに搭載することを実現させました。この新機能により、紙媒体、デジタル、そして両者をセットにしたサブスクリプションサービスの提供を、単一クラウドプラットフォームを使って数分で可能にします。

この新機能の追加により、eSuiteはデジタルだけでなくオフラインでの紙媒体や現物商品と組み合わせたサブスクリプションサービスの管理が可能になりました。これにより、外部システムの複雑な導入プロセスを省くことができ、 運営の効率化が向上し、市場への提供スピードが上がり運営コストの削減にも繋がります。

eSuiteでは顧客一元管理システム、権利管理、分析レポートの機能を利用できるだけでなく、オフラインや多通貨決済などの幅広い支払いオプションを使うことができ、新しいサービス・商品の提供を即時に容易に行うことができます。

MPP Global社CEOであるPaul Johnsonは今回の発表を次のように述べています。「私たちは今回オフラインのサブスクリプション管理の新機能を発表できることを嬉しく思います。eSuiteプラットフォーム上過去最大の新機能の発表となります。今回の新機能は、特に出版業界、動画配信サービス業界、スポーツ業界からの多くのクライエントの方々とのやりとりの中から生まれたものです。クライエントの方々からの声を元に、デジタルとオフライン商品のサブスクリプションサービスの収益を支えることができる機能を開発することに至ることができました。」

「この新機能を使うことにより、私たちのクライエントはオンラインとオフラインの商品をセットにして提供したり、カート機能を使ってユーザー自身でサブスクリプション内容をカスタマイズできるようになりました。また出版企業のために、出版物の提供開始日を事前に決めて設定できるような柔軟性も取り入れました。そしてサービスを使うユーザーのことを考え、配達を週末または平日だけに限るなど配達の細かい設定もできるようになっています。その他にも、サブスクリプションの一時停止や、一時的配達先住所変更、複数住所の登録なども可能です。」

「6つのモジュール機能を備えたeSuiteは、今回のオフラインの新機能が加わったことで、オンラインとオフラインのサブスクリプションを一元管理できる完結型プラットフォームを実現させたと言えるでしょう。」