MPP Global eSuite最新『デバイス管理機能』登場!複数ユーザーのパスワード共有による売上減少を防ぎます

MPP Global Posted by MPP Global on Monday, 29 April 2019

複数ユーザーがアカウントを共有することでサブスクリプションの収益が打撃を受ける、このメディア界の問題を解決するため、MPP Globalから最新「デバイス管理機能」が登場したことを発表します。

Netflixなど、定額制ストリーミングサービスを利用する成人登録者の20%以上が、一緒に住んでない人たちとアカウント共有を行っています。この複数ユーザーの関係性の確認を強制しないことで、コンテンツ配信側は現在多くの不利益を被っています。Netflixでは、少なくとも23億ドル(約2,600億円)、Amazonプライムビデオでは5.4億ドル(約600億円)、Huluでは4.8億ドル(約535億円)の年間損失がアカウント共有によって生じています。

Netflix代表は、アカウント共有に対して異論を唱えてはいないものの、サッカーチームや特定の映画ジャンルなどニッチを狙うまだ新しい動画配信サービスにとっては、アカウント共有は売上を左右する問題になりかねません。メディアリサーチ会社Magidの代表取締役であるJill Rosengard Hill氏は、このアカウント共有に対して、「これはプレミアムサービスの価値を提供するビジネスモデルに悪影響を与えている」とCNBCにコメントを残しています。

このアカウント共有の問題は、動画配信サービスだけの問題ではありません。出版業界も同様の問題に直面しています。出版業界の中には、デバイスのアクセスに制限を設けることで、この問題を解決している企業も存在します。例えば、ウォール・ストリート・ジャーナル(Wall Street Journal)では、デバイスごとにアクセスできるコンテンツ数を5つまで制限をかけています。しかし、この制限はユーザーによって操作される可能性も十分にあり得ます。

この問題を解決すべく、eSuiteの新しい「デバイス管理機能」では、デジタルサブスクリプション管理と課金プラットフォームであるeSuite上で、企業がユーザーごとにデバイスの管理を行えるようになりました。シングルプラットフォームにて、この機能を使うことができるため、企業はこの問題解決のためだけに別途外部ソリューションを導入する必要がありません。

通常、デバイス管理は、登録者の登録デバイスの数に制限を設けて行われます。しかし、eSuiteのデバイス管理機能では、ただ企業がデバイスに制限をかけられるだけでなく、デバイスの同時並行利用やデバイス変更に対しても制限をかけることができます。この機能では、アカウントごとに使えるデバイスの数や、特定の期間内でのデバイス変更の数、1つのアカウントからコンテンツにアクセスをしているデバイスの数を管理することができます。

このデバイス管理機能により、運営の効率性だけでなく、解約率の減少、アップセルとしてデジタル定額制サービスの価値向上を図ることができます。例えば、サービスの月額料金を上げるために、Spotifyのファミリープランのように、アクセスできるデバイス数を同じ住所に住む2〜5人に増やすアップグレードを提供することができます。

またカスタマーサポートに、このアカウントごとのデバイス管理機能を閲覧したり編集する権限を与えることで、例えば解約しそうなユーザーへのデバイス追加付与をカスタマーサポート側で行うことができます。またさらにもう一歩先を行って、eSuiteのセルフケアシステムを使って、ユーザー自身がアカウント上からデバイス管理を行えるようにすることで、運営の負荷を減らすことも可能です。

MPP GlobalのCEO・共同創業者であるPaul Johnson氏は、今回の発表について次のように述べています。「eSuiteの新しいデバイス管理機能は、これまで以上にクライエントの皆様で、ユーザーアカウントごとに設定されたデバイス管理の面から、コンテンツアクセス権をコントロールできるようになります。この運用効率が、放送メディアや動画配信サービスに与える影響は多大なものになり、クライントの皆様がそこから良い結果を享受できることを期待しています。」

この新しいデバイス管理機能を試されたい方は、以下からデモ体験をお申し込みください。

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